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HAIしろくまツアーズスタッフ作成。アラスカ州アンカレジから、四季(二季?)折々の便りをお届けします。


by haishirokuma
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サンクスギビング

12月も中旬。ハロウィーンからすっかり1ヶ月以上たってしまった。

アンカレジもホリデーシーズン真っ盛り。我が家もグリーティングカードの文面や写真を考えたり、日本人会の餅つきに行ったりと、週末は何かの行事で忙しい。

すっかり遠い昔のような気もするが、11月の第4木曜日は感謝祭(サンクスギビング)で、その週末は4連休だった。

サンクスギビングの2日前、クラスの担任の先生が、教室で子供の家族を「ハーベストブレックファスト」に招待してくれた。先生がその場でたくさんパンケーキを焼いてごちそうしてくれた。子供の家族もその他の食べ物やコップ紙皿などを持ってきて、みんなで楽しく朝ご飯をいただいた。

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いつも私は学校には送り迎えで行くだけだけど、こういうイベントがあると、うれしいなあ。やさしい先生、楽しい友達、ボランティアの家族のおかげで、我が家の7歳児もアンカレジの小学校に楽しく通うことができている。ありがたいことです。

7歳児、クラスで七面鳥を作ってきた。家に帰ってきてから自分で考えてさらに七面鳥を追加。

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サンクスギビング当日は、本物も登場。

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友人自慢の牡蠣を詰め物に使った約4キロの七面鳥。どうもありがとう。

今年も無事サンクスギビングを迎えることができたことに、感謝。
# by haishirokuma | 2013-12-13 13:07 | 小熊のAkko

Happy Halloween!

いよいよ11月。ハロウィーンが過ぎ、デイライトセービングタイム(夏時間。毎年3月の第二日曜に始まり、11月の第一日曜日に終了)が終わると、本格的に冬だなあ、という感じがする。


でも今年は今のところアンカレジの下界に雪はなく、まだ氷点下にならない日もあって、ずいぶん暖かい。気温によって体の柔軟さが全く違ってくるので、ありがたい。


さて、今年もハロウィーン。私は市販の大量のお菓子が感謝の気持ちとはあまり関係のないところで大量に消費される習慣には抵抗がある。でも、子供たちが仮装をして近所を回って楽しむハロウィーンは、近所の人の顔もあまり知らない私にとってもまたとない機会。特に今年のように雪がなく暖かいハロウィーンとくれば足取りも軽くなるというもの。



我が家はこれまではお友達のうちの近くを回ったり、イベントに参加したりしてばかりいたのだけど、今年は我が家の7歳児の希望で我が家の近所を回り、また近所の子供たちに来てもらうのを我が家で待つ、という正統派?ハロウィーンを楽しんだ。


7歳児と同じ小学校の子たちや近所の子たちが来たり、その子たちのお家に行ったり、学校の先生のお家に行ったり。私も黒い口紅を塗って青いカツラをかぶって魔女になり、お祭り騒ぎ。

(ちなみに帰宅後、7歳児を寝かしつけてから魔女はワインでひとり乾杯)


…そんなハロウィーンでしたが、写真が用意できていませんので、その前の週に行ったお友達の学校のフォールカーニバルの模様をお届けします。

Happy Halloween!_d0143355_7411785.jpg


Happy Halloween!_d0143355_7512173.jpg



Jack O'Lantern、普通はかぼちゃですが、7歳児がこんなのを作ってくれました(歯で)。

Happy Halloween!_d0143355_740291.jpg

# by haishirokuma | 2013-11-05 07:55 | 小熊のAkko
先週のある日、小学校のお迎えのあと家から遠くないPotter Marshに行ってきた。

久しぶりのポッターマーシュは黄葉がはじまって秋らしい雰囲気で、訪れる人もほとんどなく、数日前に降った雪をかぶった山に囲まれて静かなたたずまいだった。

ポッターマーシュも秋だった_d0143355_22513945.jpg


この日は我が家の6歳児がポッターマーシュでやりたかったことは。

ポッターマーシュも秋だった_d0143355_22532332.jpg


ポッターマーシュも秋だった_d0143355_22541024.jpg


芸術の秋、ですかね。

ちなみに、サーモンが2、3匹、まだヨロヨロと泳いでいました。
# by haishirokuma | 2013-10-02 22:54 | 小熊のAkko
デナリ公園に着いた日はご飯を食べてお風呂に入って、ベッドに入ったのがほぼ真夜中の12時。

となれば、6歳児の起床は8時頃かな?と思いきや、発想が私と全く同じで、朝ご飯食べたさに6時過ぎに起床。おいおい。ま、車の中で寝ればいいんだから、まあいいか。

お部屋から眺めたネナナ渓谷の朝。今日もいい天気になりそうだ。

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グランデデナリロッジのレストランでおいしいビュッフェ朝食を食べて、元気もりもり。この日はデナリ公園ドライブの後フェアバンクスに行くので、荷物をまとめてチェックアウト。

山を下りてデナリ公園入り口にあるビジターセンターへ。ここでチェックインをして許可証をもらう。

いよいよデナリ公園に入ります_d0143355_91492.jpg


6歳児は国立公園ジュニアレンジャーのプロジェクトをもらう。プロジェクトのデナリに関する小冊子を完成させると表彰式をしてくれ、ジュニアレンジャーのバッジがもらえるというので、さっそく車内でやる気満々。

大人からすると本物の今しか見られない景色とか、動物観察とかを見ることに集中しては?と思うのだけど、そんなこと言うのは野暮なのだ。

さて、許可証なしでも行けるサベージリバーのチェックポイントでレンジャーから注意事項をされる。

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サベージリバーの川岸で寝転がっている人の顔だけど、わかるだろうか?

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いやあ、もうこの日はとにかくマッキンリー日和だった。くっきりと白い山。

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マッキンリーはじめ、とにかく眺めがいいので、動物が見えなくてもまあいいや、という気がしていたのだけど、それでもちょこちょこ見ることができた。

雷鳥。冬毛に生え変わりつつある。

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マウンテンゴート。急な崖をどんどん登って行ってしまった。

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グリズリー。河原を一匹でぶらぶらしていた。

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ジリス。どうってことないように見えて、なかなか味がある立ち姿。

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車は左にめちゃくちゃ急な崖の続くポリクロームパスにさしかかる。抽選許可証は夜中の12時まで有効なのだが、もちろん街灯なんて全くないこの道を、真夜中に通りたくはないと思う。

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休憩をしつつ、さらに先に進む。ツンドラウィルダネスツアーの折り返し地点、ストーニーヒルにて。目標だったアイルソンビジターセンターまであと少し。

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アイルソンビジターセンターは許可証当選者の車でいっぱい。

道中、プロジェクトに取り組んできた6歳児、冊子をパークレンジャーのおじさんに渡す。

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おじさん、中身を入念に確認し、バッジとレンジャーの帽子を持ってマッキンリー山がよく見える場所へ誘導してくれて、表彰式はじまりはじまり。6歳児、冊子の中に書いてある「ジュニアレンジャーの誓い」を声に出して読む。

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立派なジュニアレンジャーになれました!おめでとう!

ビジターセンターにあったカラフルな手書きの案内板。

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道中、犬連れの人をよく見かけたのだけど、ビジターセンターの外の手すりに1匹の犬がつながれていた。しばらくするとパークレンジャーが出てきて、そこへ飼い主がやってきた。話を聞いていると、「犬は車のところに置いておいてね。つい2時間前にここにグリズリーが来たんだよ。」と話していた。

まあみんな無事でよかった…。

ビジターセンターからのマッキンリー。

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眺めを堪能して、公園入り口へ向かってビジターセンターを後にした。
# by haishirokuma | 2013-09-25 12:02 | 小熊のAkko

秋のデナリ公園

9月の中旬の週末を利用して、3泊4日の家族旅行に行ってきた。

最大の目的地はデナリ国立公園。夏のシーズン中はシャトルバスかツアーバスでしか入れないデナリ国立公園内の道路を車で走れる国立公園主催の抽選に応募し、許可証がもらえたのだ。

我が家は過去何年か応募して一度も当たったことがなかったのだけど、今年は見事当選。シーズン中は忙しくてなかなか行けないデナリ公園を車で走り、ついでにフェアバンクスまで北上してリチャードソンハイウェイ、グレンハイウェイを走ってアンカレジに戻ってくる、という約1600キロの旅を計画した。

ちなみに2014年の応募期間は5月1日から5月31日までの間で、7月中旬頃当選者が発表される。興味のある方は以下で。

http://www.nps.gov/dena/planyourvisit/road-lottery.htm

8月、9月と雨が多かったアンカレジだが、9月第2週の土曜の朝はすっきり快晴。午前中は日本人補習学校の授業があるので午後出発。すでにマッキンリー山がくっきり見えている。パークスハイウェイ230マイル付近のMcKinley View Point Southにて。

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さらに北上。アンカレジではやっと始まったぐらいの紅葉も、この辺りまで来ると既にピークを過ぎているが、それでもまだ色合いが美しい。

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さすがに9月中旬、デナリに着いた午後9時頃にはずいぶん暗くなった。

この日の宿泊はGrande Denali。到着すると駐車場から車が溢れ出している。この時期は既に営業を終了してしまうホテルが多いので営業中のホテルに人が集中する。この日も観光のお客さん、デナリ公園の抽選に当たった人等でかなり混雑していた。

お部屋からはネナナ渓谷の眺め。6歳児はさっそく大はしゃぎ。

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本来は6歳児は寝ている時間であるが、レストランで食事。バーガー、チキンサンドイッチがうまい。

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でも食べきれないので、半分は翌日のお弁当にする。

6歳児に本を読んでやって、夜中の12時近くなってやっと就寝。明日の天気はどうかな…。
# by haishirokuma | 2013-09-23 23:22 | 小熊のAkko