HAIしろくまツアーズスタッフ作成。アラスカ州アンカレジから、四季(二季?)折々の便りをお届けします。


by haishirokuma
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はあああ…。

こんなに長引くとは思いませんでした。1月24日から約10日間、風邪です。最初の1週間は咳、熱と体の痛み、その後熱が下がっても体中がだるくて口がまずく、ずっとさえない毎日でした。

案の定、4歳児と夫も続いて罹患、家族揃って何とか普通に過ごせるようになるまで、約2週間。0歳犬のみ、くしゃみ一つせずにこの惨事を乗り切りました。

元気に過ごせ、おいしく食事ができるありがたさを実感しております。



そんなわけで、1月22日の出来事を今頃紹介したいと思います。

この日は私が所属する(?)「アンカレジアカペラ同好会(会員3.75名)」の初めての大舞台でした。イベントの名は「Anchorage Folk Festival」。フォークソングのコンサートではなく、市民音楽祭、ですね。

これはまあ、申し込みさえすれば、そして多少の寄付さえすれば、誰でも出られるという音楽祭なんですが、期間は2週間、会場はアラスカ大学の一番大きなホールで、今年で第23回目を迎えるという、由緒正しいイベントなんですね。その上、ラジオで実況中継もされるということで、かなり本格的です。日本で言えば、某テレビ局の「のど自慢」みたいな感じでしょうか。

年末には社会鍋で歌ったことだし、こういうイベントにも出てみよう、ということで、付け焼刃の練習期間約2週間を経て、1月22日の本番当日と相成ったわけです。

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午前中はマイクリハーサル。こんな大きな会場で、それもマイクを使って歌ったことなどまったくないので、これだけで緊張。とりあえず、さわりだけ歌って解散。

さて、広い客席は、私たちの出番の午後8時にはほぼ満席。他の演奏者はみなセミプロではないかと思われるほどレベルが高い。毎年参加の常連さんもちらほら。

…本当に私たち、出るの?

いや、ここまできたらもう引き返せない。いよいよ出番。

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出来栄えは…。

練習時と同じく、「ハーモニーが合う時がたまにあるが、基本的には各自わが道を行く」というスタイルを踏襲。日本語の曲、それも現代音楽的なアカペラ編曲の曲ばかりだったので、観客の方たちは狐につままれた感じだったのかもしれませんが、大きな拍手の中、無事?終了することができました。

何より感動したのは、観客も演奏者もボランティアのスタッフも、皆さんとても温かく親切な人ばかりだったということ。これだけの大きなイベントを毎年行うということは大変なことでしょう。そのようなイベントに参加させてもらうことができたことは、本当に貴重な体験でした。

私たちはひとまず土壇場でキャンセル、ということもなく歌い終えることができたので、ほっとしたのなんの。客席で待っていてくれた4歳児には、約束通りケーキを買って帰宅。



翌日。買い物に出かけたスーパーで見知らぬご夫婦に声をかけられました。

「あなた、昨日アラスカ大学で歌っていなかった?」

侮るべからず、Anchorage Folk Festival。



その後、緊張の糸が解けてどっと疲れが出て、熱が出たのかもしれません。



いやあ、拍手と興奮と不協和音、そして熱と体の痛みがナイマゼになって、一生の思い出に残る(そしてほんの少しトラウマチックな…)経験となりました。

第24回のことは、今はまだ考えられません…。
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by haishirokuma | 2011-02-09 08:29 | 小熊のAkko | Comments(0)