HAIしろくまツアーズスタッフ作成。アラスカ州アンカレジから、四季(二季?)折々の便りをお届けします。


by haishirokuma
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暑さ寒さも…?

こんにちは。

日本では桜前線が中部地方、関東地方あたりまで北上しているようですね。

アンカレジは春分の日の翌日、冷たい風が吹き、雪が少し降りましたが、基本的にはアラスカも激しい勢いで春に向かって進んでいます。日照時間だけ見れば、夏のような明るさですが、本格的に「春」になるのはやはり4月末でしょうか。

この冬はアンカレジでの遊びに専念?したため、あまり遠出しないままに終わってしまいそうです。「遠出」には程遠いですが、週末はスワードハイウェイを少し南に走ってみました。

ベルーガがときどき見られるターナゲン入り江ですが、その名も「ベルーガポイント」という場所があり、駐車すぺーるがあって景色を楽しめます。

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この日は薄曇りでしたが、けっこうたくさんの人が来ていて、近くの散歩をしたり、写真を撮ったりしていました。バイクの人もいましたが、まだ寒いだろうなあ…。

流氷も少なくなっていました。

ベルーガポイントで、昼寝中の娘の目を覚まさぬようにこっそり一口羊羹などを食べながら休憩した後、もと来た道を引き返します。

次なる停車地は、夏になると野鳥でにぎわう湿地帯、ポッターマーシュ。冬の間は週末だけ駐車場がオープンし、散策できます。

木でできた遊歩道の雪はほとんど融けていて、昼寝から覚めた娘と二人で散歩。

まだ鳥は見かけなかったし、遠くではスケートをしている人もいて、まだまだ冬の気配も濃厚でした。それでも雪解け水が流れているところがあり、春もすぐそこだなあ、と思ったことでした。

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3月7日にスタートしたアイディタロッド犬ぞりレースのその後。

3月20日午後8時6分40秒、最後のマッシャーがノームのゴールラインに到着し、今年のアイディタロッドは幕を閉じました。

その後、マッシャー勢揃いのバンケット、ボランティアのパーティなどが行われましたが、今日、上位40位までのマッシャーのドラッグテスト結果が発表されました。

それによると、優勝したLance Mackeyを含めて、上位40位までのマッシャーすべて、ドラッグテストの結果は陰性だったようです。残りの15名のマッシャーの検査結果も来週には出るとのことです。

それから、今年のレースでは、途中で亡くなった犬が一頭もいなかったということが大きなニュースになりました。距離も期間も長いレースなので、毎年残念ながらレース途中に様々な理由で亡くなる犬が数匹出ることから、「動物虐待ではないか」という一部の批判を生んでいます。

レースに出場する犬たちを見る限りは、みな走りたくて仕方がないように見えます。もともと走りたくない犬は、チームには入っていないと思いますけどね。

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アイディタロッドが終わると、春だなあ、という気分はありますね~。期待が膨らむ今日この頃です。

アラスカの4月は、オーロラを見るには夜が明るすぎるし、夏のツアーも5月中旬頃まで始まらないので、観光シーズンではありませんが、雪解け水がごうごうと流れたり、木々が芽を出す準備を密かに進めていたり、混沌とした勢いがあって、好きな季節です。
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by haishirokuma | 2010-03-25 06:17 | 小熊のAkko | Comments(2)
今週から夏時間が始まりました。日曜日の夜中、午前12時59分の後、1時間飛ばして午前2時になってしまったんです。

毎年のことなんですが、そのショックと言ったら…。

土曜日の夕食の後から、時間を1時間進めておいたので、いつもより早めに心の準備はできていたはずなんですが、木曜日の今日でも、何となく寝不足が続いているような…。

まあ、そのおかげで、午後9時でもうっすらと明るい。新聞を見てみたら、今日の日の出は午前8時06分、日の入りは午後8時09分。日照時間、12時間3分。

ん?春分の日はまだなのに、すでに1日の半分以上が昼になっているではありませんか?!

不思議だなあ。調べてみないと。でも、日本に比べると、アラスカの方が年間平均では日が長いなあ、という印象はありますね。

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さて、アイディタロッドレースは、今週の月曜日に優勝者がノームにゴールしました!今年の1位は…

Lance Mackeyでした!堂々の4年連続優勝!!記録は、8日間23時間59分9秒。歴代2位の好タイムも記録しました!!!

おめでとう!!!!

前回の記事にも書いた通り、Lance Mackeyは咽喉ガンを患っており、普段は治療用のマリファナを使っています。しかし今年のアイディタロッドからマッシャーのドラッグテストが導入されたため(レース犬のドラッグテストは何年も前から行われていた)、レース規則で許可されているものも含めてマリファナの使用を中止していたLance。「強いのはドラッグのせいではない、ということを証明してみせる」とレース前から発言していたのですが、見事それを果たしたことになります。

Lanceのマッシャーとしての才能は、「Lanceがあなたの犬を訓練したら、そのチームでLance自身のチームに勝つことができるよ」と言われるほどの素晴らしさ。今回は一番のリード犬、ラリーを弟子でジャマイカ出身のNewton Marshallに貸していたこともあり、「ベストのチームではなかった」と言っていますが、それでこの記録。自分も犬たちも、チェックポイントでとる休息を最小限に抑えたことも勝因のようですが、それは犬、トレイルを知り尽くした上での緻密な計算に基づいたもの。そして、「絶対に勝つ」という気迫が最大の要因には違いないでしょう。

アイディタロッドはオリンピックに比べたら知名度は低いかもしれませんが、たくさんの人に勇気を与えてくれる、すごいレースだなあ、と思います。

そして、アイディタロッドはまだ終わらない!

実はレース開始12日目の木曜日の現時点でノームにたどりついたチームは39組、ノームにたどり着いていないチームが16組。レースはまだまだ続きます。

ちなみに、優勝賞金は$50,400。これぐらいの金額は、アイディタロッドレースに出る準備だけで軽く飛んで行ってしまうと思われます。

マッシャーが走る目的は、賞金じゃないんでしょうね。

ところで、レースとは全く関係ないんですが、Lance Mackey39歳、レース中に孫が生まれたんだそうです!

…おおお!

Lance爺の顔は、こちらで見ることができます。

http://www.iditarod.com/images/gallery/mushers/77.jpg

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犬ぞりにご興味をもたれたあなた。アラスカでは、1800キロを犬ぞりだけで走るとまでは行かなくても、「ちょっと試乗」も楽しめますよ!今度の冬も皆様のお越しをお待ちしております!

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追伸:最近、記事と全く関係のないコメントが増えていますので、しばらくコメントは承認制とさせていただくことにしました。申し訳ありませんが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
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by haishirokuma | 2010-03-19 15:54 | 小熊のAkko | Comments(2)
3月6日、アンカレジでアイディタロッド犬ぞりレースのセレモニアルスタートが開催された。

アイディタロッドレースは、1925年にジフテリアの血清をフェアバンクスからノームまで犬ぞりで犬ぞりで運んで人命を救ったという出来事にちなみ、1973年から毎年行われている犬ぞりレース。アンカレジからノームまでの約1800キロの道のりを10日前後で走り抜ける。人間1人と犬15頭前後のチームが、今年は71組参加している。

途中いくつかチェックポイントがあり、犬も健康診断を受ける、各チームが必ず決められた長さの休息を取るなど、規則が細かく決められている。


この日は、しろくまオフィスでアイディタロッド記念のオープンハウスを行ったので、朝から子連れでダウンタウンへでかけた。

オフィスの窓からは、雪を補充するトラック、そしてレースコースも少し見ることができる。

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暖かい格好に着替えて、さっそく外へ。レースコースになっているオフィスのすぐそばの4番街とCordova Streetの交差点は、すでに雪が盛り上げられ、たくさんの観客が犬ぞりチームの通過を待っている。

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午前10時、1組目のチームが4番街のスタート地点を出発。2分間隔で、次々にスタートし、この日の終点、アンカレジ南東のCampbell Airstrip(滑走路)まで走り抜ける。ちなみに、アンカレジのセレモニアルスタートは主にファンやスポンサーに感謝するために行われ、本当のスタートは翌日Willowという小さな町で行われる。

スタート地点周辺は観客であふれかえっているが、オフィス近くはけっこう間近に犬ぞりチームを見ることができる程度の人だかり。

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これまでアイディタロッド20回出場、そのうち4回優勝している54歳のJeff King。アイディタロッド出場は今年が最後らしい。現在トップ。

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過去3年連続優勝のLance McKay(現在8位)。そのうち2回は2月のもう1つの長距離犬ぞりレース、ユーコンクエストと連続で優勝している。ひときわ歓声が大きい。

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彼は2001年に咽頭ガンをわずらっている。現在も痛みと食欲減退を抑えるために医療用マリファナを使っているが、2010年からレース規則が厳しくなり(一部のレーサーのLanceに対する妬みがきっかけ、とも言われている)ドラッグテストが導入されたため、今回のレースはマリファナの使用なしでレースに参加している。体調の悪化から、ユーコンクエストとアイディタロッドの両方を走るのは今年が最後、と言われている。

他にも、過去27回レース出場、うち2回2位になっている女性マッシャーDeeDee Jonrowe(現在21位)、初出場のPat Moon(残念ながら途中棄権した模様)など、ガンにかかった人が少なくとも2人はいる。

今年はさらに、Lance McKayに弟子入りしたジャマイカ出身のNewton Marshallが話題だ。写真を撮れなかったのが残念。現在62位。5年前にジャマイカで犬ぞりチームが結成され、彼はそのスター選手。ジャマイカでは、自転車のような練習用の車を犬にひかせて練習しているらしい。そのうちまた映画ができるかも?!

他にも州外、国外からの選手、そしてボランティアを含め、たくさんの人がこのレースに参加している。


レースの上位入賞者には賞金があるが、犬ぞりチームを所有するだけで毎年何百万と費用がかかるので、元を取るのは至難の業。それでも、犬ぞりレースにひかれる人の何と多いことか。犬ぞりは、スポーツというよりも「生き方」だ、と言った人がいたが、まさにそんな感じである。

***

そんな熱気、および冷気(マイナス10度ぐらいだったでしょうか?)を感じた後は、オープンハウスでほっと一息!

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レースの様子は、こちらでチェックできます。

http://www.iditarod.com/

さて、今年は誰が優勝するか?!
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by haishirokuma | 2010-03-10 18:25 | 小熊のAkko | Comments(4)
今週末から、アラスカが世界に誇る犬ぞりレース、アイディタロッドがスタートします。

レースコースはHAIしろくまツアーズオフィスのすぐ横を通ります。そこでしろくまでは、昨年に続き、「アイディタロッドセレモニアルスタート記念オープンハウス」を行います。

当日はスナックと暖かい飲み物を用意しますので、レース観戦が目的の方も、あるいはスナックと暖かい飲み物が目的の方も、ご家族お揃いで、あるいはおひとりで、お気軽にご来店ください。

ちなみに、この日はオフィス休業日のため、しろくまスタッフも人間の姿でうろうろしているはずです。

日時:3月6日(土)午前9時30分より午後12時頃まで(レース開始は午前10時です。お好きな時間にお立ち寄りください。)
場所:アラスカ州アンカレジ市、HAIしろくまツアーズオフィス
*オフィス住所は330 E 4th AvenueのSuite 204で、4番街沿い CordovaとDenaliストリートの間にあります。

では、皆様のご来訪をお待ちしております!
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by haishirokuma | 2010-03-02 16:30 | 小熊のAkko | Comments(0)

ちょっと都会風な週末?

ずいぶん長い間さぼってしまった。

この間、アンカレジは、気温が7度ぐらいになってしまって雪がかなり融けたり、久しぶりにドカッと雪が降ったり、ぐぐっと冷え込んでマイナス8度ぐらいになって融けた雪がゴチゴチになったり、大忙しの日々。

ただ今の気温、3度。再び雪が融けて、車が通るたびにシャビシャビ音を立てている。

日も長くなり、夕方6時30分でこの明るさである。

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***

アンカレジではファーランデブーのお祭りが先週末から始まり、今週末にはアイディタロッド犬ぞりレースもスタートする。これらのイベントの時期になると、やはり「春だなあ」ということになる。

ファーランデブーの犬ぞりレースのコースの間近にオフィスがあるのだが、今年は出社した時間にはすでにすべてのチームがダウンタウンを出発した後で、レース観戦はならなかった。先週ドカ雪が降ったので、犬たちも大喜びだったに違いない。

それにしても、一夜にして雪がどこからともなく運ばれ、レースコースが作られる様は、毎年見てもすごい人海戦術である。

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***

先週末は、ファーランデブーの他にもイベントがあった。

…いや、大したことじゃないんですけど、我が家のちょっとした記念日だったんですね。

最近全く外食というものをしていなかった我が家なので、豪華フランス料理ディナーでも!という気もなくはなかったのだが、家訓に反するため(?)、ミッドタウンのOrganic Oasisというお店へ。名前の通り、食材からビールに至るまで、有機栽培、あるいはそれに近いものだけを提供するレストランである。

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(オーダーしたものの1つ、放し飼いチキンとマッシュルームのグリル、キヌアと蒸し野菜添え)

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(質実剛健な子供メニュー、放し飼いバッファローと玄米!)

自家栽培のWheat Juice(「麦の汁」)も飲める。ま、これは青汁みたいなもので、体にはよさそうだけど、わざわざ記念日に飲まなくてもいいドリンクです。下の写真のガラスケースの前に育っているのが、この「草」です。

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食事もおいしかったのだけど、偶然、若者のジャズ演奏があり、これがなかなか楽しかった。アンカレジの中高校生対象にジャズの基礎を教えてくれるというワークショップがあって、今回はその発表の場に居合わせたわけだ。

プロではないから、間違いがあったり、にこりともせずみんなただ黙々と演奏しているだけだったりするのだが、それはそれで面白かった。

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このお店、この夜は珍しく(?)満員だったのだけれど、よく見てみたら、私たち以外のお客さんはほとんど出演者の家族だったみたい…。


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ムースが24時間徘徊するこの街ですが、たまにはこういう都会っぽい?イベントもいいもんである。
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by haishirokuma | 2010-03-02 08:47 | 小熊のAkko | Comments(2)