HAIしろくまツアーズスタッフ作成。アラスカ州アンカレジから、四季(二季?)折々の便りをお届けします。


by haishirokuma
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小熊のAkkoが先週のブログを書かなかったので。続けてボス熊の登場である。

オペレーション担当のボス熊は、シーズンになるとあちこちへ出かける機会がある。


d0143355_16533676.jpg例えば6月20日過ぎになってもうすぐ熊が出てくるという間際頃にカトマイへ行き、かわゆーいパークレンジャーのおねぃさんとおはなししてくる仕事とか。



d0143355_16545231.jpg例えばソルドトナの日本食レストラン、Nikko Gardenをチェックしに行って、Shuun君とお話してくるとか。



d0143355_16572328.jpgもちろん名物のピリ辛ソルドトナロールも味見いたす。いや美味でござった。


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周辺のロッジをチェックしたり、鮭のいない川(ファーストランのレッドはすべてロシアン川まで遡上している)をチェックしたり



d0143355_17271928.jpgAloha Mooseをチェックしたり(友人の結婚20周年記念パーティのチェックも兼ねているのだ)



d0143355_1714071.jpgサミットレイクロッジが売りに出ているのをチェックしたり、もちろんアイスクリームの味もチェックし、トイレもチェックし



d0143355_1728305.jpgロッジからのサミットレイクの眺めもチェック



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鳥を見つけてはチェックし



d0143355_17162748.jpgシップクリークでスーザンが釣ったオスのキングを試食したり(頭はすでに冷凍されていた)。

その間にメールの返事を書いたり、日本語ガイドさんやお客さんからの携帯電話への連絡に優しく対応したり、


そういう日々を送るのである。

まだまだ今年はゴルフ場のチェック、フラットトップそのほかのハイキングトレイルのチェック、レイククリークのチェック、ランゲルセントエライアス、グレーシャーベイ、プリンスウィリアム湾、フェアバンクスそのほかのチェックが残っている。

楽しい仕事である。
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by haishirokuma | 2008-06-29 17:34 | Comments(0)
週末を利用してキャンプデナリに挨拶に行ってきた。

アンカレジから車をふっ飛ばして4時間。アラスカ鉄道の駅の一番奥にバスは来ていた。d0143355_1649521.jpg この由緒正しいキャンプを引き継ぐ新しいオーナーのサイモン君が光栄にも迎えに来てくれていた。



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キャンプデナリの創始者である、ウッディ、シリア(ハンター}、ジニーからコール夫妻が受け継いで所有していたこの場所を彼らの娘のジェナとその夫であるサイモンが引き継ぐことになったのだ。

3台のバスのうち1台はノースフェイスロッジ行き、2台がキャンプデナリ行きだ。

午後1時15分発。途中トイレ休憩をしながら、野生動物を見ながら、サイモンはしゃべるしゃべる。すごい知識だ。デナリ公園の歴史、動物、地層、自然科学に関する知識の豊富なこと。ガイド歴24年の私でさえ舌を巻くほどデナリ公園に関しては詳しい。

d0143355_1659256.jpg ちっと遠いけどドールシープ(発見者がドール博士という)。



双眼鏡でやっと見えるグリズリーベア。このあたりの熊は金髪が多く、トクラットベアと呼ばれているらしい。金髪好きの私は興奮しどおしだ!

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少し近くに親小熊。でもピンボケ。
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などデナリ公園では普通に見ることができる動物をコンスタントにこなして午後5時にピクニック夕食場所のイーストフォーク・トクラット川のほとりへ。




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これが今夜のメイン夕食。サンドイッチとかオードブルとか果物とかスモークサーモンとか。これで足りるのか?と思ったが、結構うまくて腹の足しになる。



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それになによりデナリ公園で一番人気の野生動物、北極地リスもすぐ近くで遭遇だ。この小動物はクマやオオカミのおやつというか、小腹がすいた時のプロテイン摂取、栄養不足をおぎなうサプリメントとしてもってこいのため、かなり人気が高い。

もちろん観光客からの人気もあるが、熊は観光客と地リスが並んで歩いていたら、間違いなく地リスを選ぶのは間違いないくらい人気なのだ。


午後8時15分。ノースフェイスロッジに到着。丘のふもとにあるマッキンリーの北側が見えるホテルだ。



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乗客の一部をおろして、丘を登る。







ノースフェイスロッジから約150m上にあがるとやっとキャンプデナリに到着だ。
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ノースフェイスロッジがプライベートバスタブ付きのホテルなのに比べ、実はキャンプデナリはその名の通り、キャンプのようなもので、いわばデラックス版バンガローだ。

メインロッジとシャワールームなどの建物には電気も水道もあるが、各キャビンにはプロパンガス、ガスライト、まきストーブがあり、トイレはプライベートアウトハウスだ。


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しかし、キャビンはすべてマッキンリー山に面している。


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こんなのや



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こんなふうなの。




色は同じでも大きさは微妙に違う。みな手作りのログキャビンなのだ。





そして圧巻はアウトハウス。まず第一に臭くない。そしてハートマークでキュート。

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最高なのは中に座って外を見ると、なんとマッキンリー山に向かってハートマークが。

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すべてのトイレがマッキンリー山に面しているわけではないらしいが、このトイレはたぶん世界でもっとも眺めの良いアウトハウスの一つであろう。

感激して忘れないように言っておくが、キャビンに水道はないが、キャビンのすぐ外に水道がある。


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つまりトイレのあとは手が洗えるのだ。そしてこの水は自分ではおいしいと思っていたアンカレジの水(エクルトナ氷河の水)よりも数倍美味しいスプリングウォーターなのだ。


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もちろんキャビンからだけではなく、キャンプデナリの敷地内であればどこからでもこんな風に山が光っている(もちろん天気が良ければの話だけど)。


創始者のジニーたちが作ったキャンプデナリのテント小屋のレストランは「ポトラッチ」と名付けられた。 d0143355_1758919.jpg



2008年に新築されたポトラッチに、その面影はない。
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と思ったら、ありました。見つけました面影を!!
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キャンプデナリの創始者、ジニー・ウッドさんその人が自分のキャビンに遊びに来ていたのです(もちろん同じバスで来ました)。私の名前はなかなか覚えてくれないですが、顔は覚えてくれているようです。それでジニーさんは私を見ると道夫のことばっかり話します。




面影といえば、ジニーさんが「ポトラッチからの景色は変わっていないわよ」といっていた。
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この池にはムースがときどき水を飲みにやってくる。 d0143355_18125948.jpg










ノースフィスロッジに来る人たちはある意味レジャー感覚で、絵を描いたり、すぐ近く(と言っても3kmほどあるが)のワンダーレイクまでをちょっと散策したり、フライトシーイングをしたりするが、キャンプデナリに来る人たちは大抵ハイキングをしにくる。

クラス分けはモデレート、ストレニアス、ベリーストレニアスコースという3つにわかれている。いわば初級、中級、上級だ。しかしこれは技術的な問題ではなく、体力的なものだ。一番簡単なコースでさえ結構な体力を使い、日本では中級クラスではないかとおもうくらいだった。


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キャンプデナリではこれ以外にそのセッション中のテーマが決められていて、今回は鳥だった。渡り鳥の研究者スコット氏がペンシルバニアからかっこいい奥さんのエイミーさんとキャンプを訪れ、2回のレクチャーとバードウォッチングセッションをしていった。これがとても面白くてためになるレクチャーだった。特に渡り鳥のレクチャーは最高だった。



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それまで花には興味があったが、鳥はそれほどでもなかった。でももう鳥を見ると写真を撮りたくなってしまう。鳴き声を聞くと、名前を知りたくなってしまうのだ。




そんな感じで3泊4日はすぐに過ぎてしまった。


2008年に新築といえばアイルソンビジターセンターも新築されて新装開店していた。
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往路はスタンダードに出ていた動物が、帰りはアップクロースで接近してくれた。
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バケーションが仕事って本当に楽しい~。ハッピーしろくま!!
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by haishirokuma | 2008-06-18 19:35 | Comments(4)

キャンプ第2弾

先週末、今年2回目のキャンプにでかけた。

今回の目的は「魚」。具体的には「キングサーモン」である。ニニルチックなどのキーナイ半島のポイントは先週末までキングサーモンが解禁となっていた。最近ずっと忙しかった夫はこの釣りキャンプを心待ちにしていた。

天気予報でわかってはいたのだが、やはりどんよりとした雲が広がっている。出発後しばらくして、雨が降ってきた。また雨のキャンプか…。今回は雨が降ろうが槍が降ろうが釣りがしたい夫に「食料の確保」を任せ、私と娘は家で留守番していた方がよかったかなあ…などと思い始めていた時。

スターリングハイウェイ沿いを流れるキーナイ川の対岸に、大きな茶色いかたまりが3つ見えた。

…あれ?…あれって、もしかして?

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…そうだそうだ!母熊と子熊が2頭だ!

急いで車を止める。おおー、ホンモノのグリズリーだ。けっこう丸々している。まだサーモンはの遡上してきていないと思うけど、えさには困っていないのかな。娘も窓から身を乗り出して観察。

よかったよかった。来てよかった。ガソリン高騰の折(アンカレジで1ガロン4ドル10セント前後、去年の2倍に迫る勢い)だが、魚が釣れなくてもこれが見られただけでよしとしよう。

などと考えていたら、雨も上がって青空が見えてきた。



結局、今回はニニルチックではなくもっと先のホーマー(ここはニニルチックと違いキングサーモンは今後も釣ってよい)まで行ってキャンプ。天気はやはり曇りで、前回のスワード同様テントでの夜は寒かった。ホーマーのフィッシュホールではキングサーモンは釣れなかった。でも、こんなものをゲット。

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フラットフィッシュ。カレイかな。ハリバットのような派手さ、でかさはないが、去年煮付けにして食べたらうまかったので。

帰りに寄ったニニルチックでは、これもゲット。

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巨大マテ貝、レーザークラム。ひとつが10センチ以上もある。掃除が大変だが味が濃くうまい。今回は結果的にいろいろ収穫があり、中身の濃いキャンプとなった。

アンカレジに近づくにつれてどんどん晴れ間が広がり、この夏一番のいい日になった。週末は天気がいまひとつで月曜から晴れか…。どーして!!と天気に文句を言ってみても始まらない。人生なんてそんなものなのである。
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by haishirokuma | 2008-06-10 17:35 | 小熊のAkko | Comments(0)
すこしずつ早くベイトフィッシングが解禁になってきたが、今年はなんと6月1日から鮭狙い(もちろんキング)ベイトフィッシングが解禁となった。

その記念すべき日は日曜日なのに、例外的にガイドボートが出ている(キーナイ川は通常日曜日と月曜日はガイドボートが出せない日なのだ)。


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しかし、キングはキーナイ川全体でたった2500くらいしかいない(推定)ということで、誰も釣れていない。とりあえずボートを出して、お気楽な格好で様子を伺ってみたが、やっぱり誰も釣れていないようだった。


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ところが、同行した知人のケナン・ワード(Kennan・Ward:アラスカの野生動物写真家として結構有名な人物。もちろん星野道夫やリン・スクーナーとも知り合いだ。彼の作品は土産屋とかでもポスターや絵葉書などとして買うことができる)がキングのフックでフーリガンを釣り上げた。

昨日までは影も見えなかったのに、今年は昨年より1日遅れでキーナイにフーリガンがやってきた。

そうなると話は違う。自分としては数の少ないキングはとりあえず後日に回しの気分。

岸に着くや否や川を覗き込むと、いるわいるわ。

黒い影がまるで竜のようにうねりながら上流へ力強く移動している。

相当数のフーリガンが遡上してきている。

ちなみにフーリガンとは日本ではたぶんキュウリウオ。特大ししゃもというべき珍味で、乾し魚にしてから焼いて食べるのがこれまでで一番うまい食べ方だった。

急いでクーラーと網を持ってきて、川に網を入れる。

網に魚が入るときに、こつんこつんと手元に感じるのだが、その数たるや尋常ではない。こつんこつんではなく、トトトトト・・・・・と間を置くことなく魚が入り続けているのがわかる。

それは4回掬っただけでクーラーボックスがいっぱいになるほどの量だった。

この感触。毎年1回だけだが、とても心地よい。

豊漁だ。

ケナンをはじめとする同行者たちは、それを見てまずビックリ。その後大きな拍手と声援を送ってくれた。

観客がいるというのは良いものだ。おかげでいつもの倍気持ちよかった。

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これで今年も1年分の食料は確保できた。

明日から真剣に仕事ができるぞ~!(いや、これまでもちゃんとやっていますけど・・・)


ちなみに話は違うが、来年のJALの世界の美女カレンダーは7年ぶり、このJALカレンダー始まって以来3回目のアラスカが2009年6月のテーマになる予定だそうだ。

先週はこのカレンダーの撮影チームに同行し、かっこいい氷河を探して、まだ雪の残るトレイルを歩いた。

そして場所も決定。

撮影は午後4時半ころから9時までの斜陽の時刻を選んで行われた。

かわいい系の美女モデル、クリスティがマタヌスカ氷河を背景にした写真に乞うご期待!!
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by haishirokuma | 2008-06-02 14:55 | Comments(0)