スワードでホエールウォッチング!
2014年 05月 06日

今年は春の訪れが例年より早く、4月の最初に雪が降って以来ずっとお天気続きで、この日も快晴の暖かい日だった。

スワードを出るとすぐ、ラッコが1匹ぷかぷかぷか。贅沢なことに、我々ラッコはかなりの回数見ているものだから、「ああ、ラッコね、うんうん、いるんだよね、この辺」なんて調子だ。

キャビンに戻って昼食のラップサンドイッチを食べる。
しばらくしてdall's porpoise(イシイルカ)の群れに出会った。ボートと一緒に泳ぎ回って遊んでいる。我が家の7歳児はクジラよりもイルカ派なので大喜び。

しばらく行くと今度はhumpback whale(ザトウクジラ)の子どもが見えるというのでまたデッキに。岸辺近くで海の上に出たり潜ったりしている。

クジラが潜って見えなくなってしまったので、先へ進む。
だんだん沖合へ出るに連れ、船の揺れが大きくなってきた。この日ご同行したご夫婦は船酔いする体質だとのことで、この辺りから雲行きが怪しくなり始めた。するとこれまで船酔いしたことのない我が家の7歳児も「もうダメだ」という顔をし始めた。そんな様子を見て、クルーのお姉さんが「ボートの後ろのデッキは揺れが少ないので楽ですよ」と外に行くように進めてくれる。素直に聞いて後ろのデッキへ。

「この先、南極まで陸地はないんですよ」というキャプテンの船内放送を聞きながら子どもの背中をさするうちに、小さな入り江に入ると、またザトウクジラが見えだした。7歳児も少し元気になってクジラを見る。

トドのひなたぼっこ。

スワードへ戻り始めてすっきりした7歳児、漂ってくるクッキーの匂いに釣られてキャビンに戻る。そうこうしているうちにボートはスワードの港に帰着。
たくさん動物が見られて、フィヨルドの美しい景色が見られて、楽しい一日であった。
(船酔いする方は酔い止めを飲むと安心でしょう)