感謝祭
2009年 11月 29日
毎年11月の第4木曜日は、アメリカの最重要祝日のひとつ、感謝祭(Thanksgiving Day)。
イギリスからマサチューセッツ州にやってきたピルグリムたちが、アメリカに到着した年(この年は冬がとても厳しかったらしい)の翌年1621年の秋、その地域にもともと住んでいてピルグリムたちを助けてくれたインディアンを招待して豊作を祝ったことが始まり、とされています。
ただ、これには異論もあるようです。ヨーロッパ人が持ってきたインフルエンザなどの病気によりインディアンは次々に倒れ、1620年頃はすでにこの地域は無人化していたため、そのような交流はなかったはずだ、とか、「感謝祭の由来」はインディアンの虐殺などの暗い歴史の多いアメリカで、「明るい話を広めよう」と作り上げられた話だ、とかいう話もあったりします。
いずれにしても、もともとは宗教色の濃い行事だったようですが、今のアメリカでは感謝祭とはすなわち、「家族で集まって七面鳥を食べる日」、および(というより、むしろ?)「翌日早朝4時、5時から行われる大バーゲン」であるようです。
それはさておき。
感謝の心を持つのはいいことだし、おいしいものをみんなで食べるということもうれしく楽しいことだ、というわけで、我が家は友人宅で行われた感謝祭に参加させていただきました。
前の晩から降り続いた雪で、景色は真っ白に一変。除雪が追いつかず、車は雪が30センチ以上積もった道路をサーフィンのように(?)上がったり下がったりを繰り返しつつ進行。
ちなみに、雪が多いということは、気温も高いということ。この週末、摂氏0度前後で推移しており、半袖で出かけたくなります。(そんなわけはない)
さて、ディナーの主役はもちろんこれ。
18パウンド、すなわち約8キロのオーガニックの七面鳥を、友人が約6時間かけて焼いてきてくれました。お腹の中の詰め物(スタッフィング。あるいはドレッシングというらしい)まで凝りに凝ったローストターキー。
…おいしかった!
お肉の味が濃い(鶏肉でいうなら名古屋コーチン?)のに、柔らかい。臭みなどもちろん全くありません。やっぱり、お肉もオーガニックの方が断然おいしいらしいです。
そして、その他もろもろのお料理、デザートはみんなの持ち寄りで。
…みんなとにかくおいしかった。そして、おしゃべりも楽しかった。
来ていた人はみんな日本はじめ、アラスカ以外の場所から来た人。いろいろな理由でこの地に移り住み、こうして一緒に楽しく温かい感謝祭を過ごすことができるということに、それぞれ感謝していたことでしょう。
あと1ヶ月足らずでまた日が少しずつ長くなる時期までやってきました。毎日感謝の気持ちを忘れず、元気に過ごしたいと思います。
イギリスからマサチューセッツ州にやってきたピルグリムたちが、アメリカに到着した年(この年は冬がとても厳しかったらしい)の翌年1621年の秋、その地域にもともと住んでいてピルグリムたちを助けてくれたインディアンを招待して豊作を祝ったことが始まり、とされています。
ただ、これには異論もあるようです。ヨーロッパ人が持ってきたインフルエンザなどの病気によりインディアンは次々に倒れ、1620年頃はすでにこの地域は無人化していたため、そのような交流はなかったはずだ、とか、「感謝祭の由来」はインディアンの虐殺などの暗い歴史の多いアメリカで、「明るい話を広めよう」と作り上げられた話だ、とかいう話もあったりします。
いずれにしても、もともとは宗教色の濃い行事だったようですが、今のアメリカでは感謝祭とはすなわち、「家族で集まって七面鳥を食べる日」、および(というより、むしろ?)「翌日早朝4時、5時から行われる大バーゲン」であるようです。
それはさておき。
感謝の心を持つのはいいことだし、おいしいものをみんなで食べるということもうれしく楽しいことだ、というわけで、我が家は友人宅で行われた感謝祭に参加させていただきました。
前の晩から降り続いた雪で、景色は真っ白に一変。除雪が追いつかず、車は雪が30センチ以上積もった道路をサーフィンのように(?)上がったり下がったりを繰り返しつつ進行。
ちなみに、雪が多いということは、気温も高いということ。この週末、摂氏0度前後で推移しており、半袖で出かけたくなります。(そんなわけはない)
さて、ディナーの主役はもちろんこれ。
18パウンド、すなわち約8キロのオーガニックの七面鳥を、友人が約6時間かけて焼いてきてくれました。お腹の中の詰め物(スタッフィング。あるいはドレッシングというらしい)まで凝りに凝ったローストターキー。
…おいしかった!
お肉の味が濃い(鶏肉でいうなら名古屋コーチン?)のに、柔らかい。臭みなどもちろん全くありません。やっぱり、お肉もオーガニックの方が断然おいしいらしいです。
そして、その他もろもろのお料理、デザートはみんなの持ち寄りで。
…みんなとにかくおいしかった。そして、おしゃべりも楽しかった。
来ていた人はみんな日本はじめ、アラスカ以外の場所から来た人。いろいろな理由でこの地に移り住み、こうして一緒に楽しく温かい感謝祭を過ごすことができるということに、それぞれ感謝していたことでしょう。
あと1ヶ月足らずでまた日が少しずつ長くなる時期までやってきました。毎日感謝の気持ちを忘れず、元気に過ごしたいと思います。
by haishirokuma
| 2009-11-29 17:26
| 小熊のAkko