HAIしろくまツアーズスタッフ作成。アラスカ州アンカレジから、四季(二季?)折々の便りをお届けします。


by haishirokuma
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Camp Denali :本物のデナリ公園体験

週末を利用してキャンプデナリに挨拶に行ってきた。

アンカレジから車をふっ飛ばして4時間。アラスカ鉄道の駅の一番奥にバスは来ていた。d0143355_1649521.jpg この由緒正しいキャンプを引き継ぐ新しいオーナーのサイモン君が光栄にも迎えに来てくれていた。



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キャンプデナリの創始者である、ウッディ、シリア(ハンター}、ジニーからコール夫妻が受け継いで所有していたこの場所を彼らの娘のジェナとその夫であるサイモンが引き継ぐことになったのだ。

3台のバスのうち1台はノースフェイスロッジ行き、2台がキャンプデナリ行きだ。

午後1時15分発。途中トイレ休憩をしながら、野生動物を見ながら、サイモンはしゃべるしゃべる。すごい知識だ。デナリ公園の歴史、動物、地層、自然科学に関する知識の豊富なこと。ガイド歴24年の私でさえ舌を巻くほどデナリ公園に関しては詳しい。

d0143355_1659256.jpg ちっと遠いけどドールシープ(発見者がドール博士という)。



双眼鏡でやっと見えるグリズリーベア。このあたりの熊は金髪が多く、トクラットベアと呼ばれているらしい。金髪好きの私は興奮しどおしだ!

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少し近くに親小熊。でもピンボケ。
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などデナリ公園では普通に見ることができる動物をコンスタントにこなして午後5時にピクニック夕食場所のイーストフォーク・トクラット川のほとりへ。




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これが今夜のメイン夕食。サンドイッチとかオードブルとか果物とかスモークサーモンとか。これで足りるのか?と思ったが、結構うまくて腹の足しになる。



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それになによりデナリ公園で一番人気の野生動物、北極地リスもすぐ近くで遭遇だ。この小動物はクマやオオカミのおやつというか、小腹がすいた時のプロテイン摂取、栄養不足をおぎなうサプリメントとしてもってこいのため、かなり人気が高い。

もちろん観光客からの人気もあるが、熊は観光客と地リスが並んで歩いていたら、間違いなく地リスを選ぶのは間違いないくらい人気なのだ。


午後8時15分。ノースフェイスロッジに到着。丘のふもとにあるマッキンリーの北側が見えるホテルだ。



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乗客の一部をおろして、丘を登る。







ノースフェイスロッジから約150m上にあがるとやっとキャンプデナリに到着だ。
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ノースフェイスロッジがプライベートバスタブ付きのホテルなのに比べ、実はキャンプデナリはその名の通り、キャンプのようなもので、いわばデラックス版バンガローだ。

メインロッジとシャワールームなどの建物には電気も水道もあるが、各キャビンにはプロパンガス、ガスライト、まきストーブがあり、トイレはプライベートアウトハウスだ。


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しかし、キャビンはすべてマッキンリー山に面している。


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こんなのや



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こんなふうなの。




色は同じでも大きさは微妙に違う。みな手作りのログキャビンなのだ。





そして圧巻はアウトハウス。まず第一に臭くない。そしてハートマークでキュート。

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最高なのは中に座って外を見ると、なんとマッキンリー山に向かってハートマークが。

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すべてのトイレがマッキンリー山に面しているわけではないらしいが、このトイレはたぶん世界でもっとも眺めの良いアウトハウスの一つであろう。

感激して忘れないように言っておくが、キャビンに水道はないが、キャビンのすぐ外に水道がある。


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つまりトイレのあとは手が洗えるのだ。そしてこの水は自分ではおいしいと思っていたアンカレジの水(エクルトナ氷河の水)よりも数倍美味しいスプリングウォーターなのだ。


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もちろんキャビンからだけではなく、キャンプデナリの敷地内であればどこからでもこんな風に山が光っている(もちろん天気が良ければの話だけど)。


創始者のジニーたちが作ったキャンプデナリのテント小屋のレストランは「ポトラッチ」と名付けられた。 d0143355_1758919.jpg



2008年に新築されたポトラッチに、その面影はない。
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と思ったら、ありました。見つけました面影を!!
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キャンプデナリの創始者、ジニー・ウッドさんその人が自分のキャビンに遊びに来ていたのです(もちろん同じバスで来ました)。私の名前はなかなか覚えてくれないですが、顔は覚えてくれているようです。それでジニーさんは私を見ると道夫のことばっかり話します。




面影といえば、ジニーさんが「ポトラッチからの景色は変わっていないわよ」といっていた。
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この池にはムースがときどき水を飲みにやってくる。 d0143355_18125948.jpg










ノースフィスロッジに来る人たちはある意味レジャー感覚で、絵を描いたり、すぐ近く(と言っても3kmほどあるが)のワンダーレイクまでをちょっと散策したり、フライトシーイングをしたりするが、キャンプデナリに来る人たちは大抵ハイキングをしにくる。

クラス分けはモデレート、ストレニアス、ベリーストレニアスコースという3つにわかれている。いわば初級、中級、上級だ。しかしこれは技術的な問題ではなく、体力的なものだ。一番簡単なコースでさえ結構な体力を使い、日本では中級クラスではないかとおもうくらいだった。


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キャンプデナリではこれ以外にそのセッション中のテーマが決められていて、今回は鳥だった。渡り鳥の研究者スコット氏がペンシルバニアからかっこいい奥さんのエイミーさんとキャンプを訪れ、2回のレクチャーとバードウォッチングセッションをしていった。これがとても面白くてためになるレクチャーだった。特に渡り鳥のレクチャーは最高だった。



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それまで花には興味があったが、鳥はそれほどでもなかった。でももう鳥を見ると写真を撮りたくなってしまう。鳴き声を聞くと、名前を知りたくなってしまうのだ。




そんな感じで3泊4日はすぐに過ぎてしまった。


2008年に新築といえばアイルソンビジターセンターも新築されて新装開店していた。
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往路はスタンダードに出ていた動物が、帰りはアップクロースで接近してくれた。
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バケーションが仕事って本当に楽しい~。ハッピーしろくま!!
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Commented by 文月世 at 2008-06-20 07:14 x
最近のキャンプ・デナリの様子が見られて感激です!
安藤さんには、初アラスカ一人旅の時から数回お世話になりました!
フェアバンクスに2年住みましたが、デナリ国立公園には行きませんでした。
もしかするとアラスカに移住するかもしれないんですが、その時はぜひキャンプ・デナリにも行ってみたいな!
Commented by しろくま at 2008-06-20 15:48 x
文月世さん、コメントありがとうございます。アラスカはデナリ公園よりもずっと素晴らしい隠された場所もありますから、別に絶対行くべき場所とは言いませんが、公園入り口付近の喧噪に比べて奥地の落ち着いた静けさは、こここそ理想のデナリ公園だと思える場所です。

デナリ公園入口に宿泊して、急ぎ足で半日公園内にバスで行き、「デナリ公園に行った」というよりも、十分な予算があって時間が許せば、奥地のロッジに宿泊するのが理想ですね。いつかぜひお越しください。
Commented by 佐竹宏治 at 2008-06-20 21:16 x
安藤さん、キャンプデナリ良いですね。
またお天気も良かったようでアウトハウスの中から撮影されたデナリは最高ですね。
僕もいつか絶対に訪れたいと思います。その時は宜しくお願いしますね。
Commented by kamiyama at 2008-06-22 22:54 x
今月のアラスカ旅行ではお世話になりました。
天気予報は晴れとおっしゃっていましたが、マッキンリー完璧ですね。本当にうらやましい。再チャレンジしますので、またよろしくお願いします。
by haishirokuma | 2008-06-18 19:35 | Comments(4)